兵庫県・TAJIMA BEEF

但馬牛の特徴と認定条件

GI 第2号 黒毛和種 別名:但馬ビーフ
但馬牛
但馬牛(Japanexperterna.se/CC BY-SA 3.0)
かんたんに言うと但馬牛は、兵庫県の和牛の銘柄です。条件は「兵庫県内で肉牛として出荷するまで肥育。生後28か月齢以上60か月齢以下、黒毛和種、雌牛・去勢牛」で、格付けはA・B 2等級以上が対象です。国の地理的表示(GI)に登録されています(第2号)。

但馬牛の認定条件

兵庫県の県有種雄牛だけを代々掛け合わせた但馬牛(たじまうし)を素牛に、兵庫県内で生後28〜60か月齢まで肥育した雌牛・去勢牛のうち、枝肉格付が歩留A・B、肉質2等級以上のものが「但馬牛(たじまぎゅう)」です。

区分和牛の銘柄
品種黒毛和種
血統・素牛但馬牛(たじまうし)を素牛とする。兵庫県の県有種雄牛のみを歴代にわたり交配した牛
育てる場所兵庫県内で肉牛として出荷するまで肥育。生後28か月齢以上60か月齢以下
性別雌牛・去勢牛
格付け(等級)A・B 2等級以上
BMS(サシ)確認できていません
そのほかの条件
  • 雌牛・去勢牛(明細書に未経産の限定はない)
  • 兵庫県内の食肉センター(神戸・加古川・姫路・西宮・三田・但馬)でと畜(共進会出品などの例外あり)
認定の証但馬牛証明書
地理的表示(GI)第2号(2015/12/22 登録、名称「但馬牛」)
推進団体神戸肉流通推進協議会

条件の出典:maff.go.jp(2026-11-02確認)

但馬牛の特徴

  • GI 第2号(2015年12月22日登録)
  • 兵庫県の県有種雄牛だけを交配した但馬牛(たじまうし)が素牛
  • 歩留A・B、肉質2等級以上。このうち条件を満たしたものが神戸ビーフ

但馬牛(たじまぎゅう)は、兵庫県で肥育された但馬牛(たじまうし)の牛肉のうち、神戸肉流通推進協議会の基準を満たしたものに使われる名前です。素牛の但馬牛は兵庫県の県有種雄牛だけを代々掛け合わせてきた牛で、GI 明細書では、他府県産の和牛との交配を避けてきたと説明されています。

条件は、兵庫県内で生後28〜60か月齢まで肥育した雌牛・去勢牛で、枝肉格付が歩留A・B、肉質2等級以上であることです。2015年12月に地理的表示(GI)の第2号として登録されました。協議会は、肉質がやわらかく、脂の質にかかわるモノ不飽和脂肪酸の割合が高いと明細書で説明しています。

但馬牛の歴史

GI 明細書によると、但馬牛(たじまうし)は兵庫県北部の但馬地方で農耕用の役牛として飼われてきた牛で、奈良時代の正史「続日本紀」にも記述があるとされます。食肉として広まったきっかけは1868年の神戸港開港などとされ、1983年に生産者・食肉流通業界・消費者が協力して神戸肉流通推進協議会が設立され、定義と証明書の発行が始まりました。

但馬牛の数字

  • 但馬牛認定頭数(令和6年度):7,330頭(2024年。出典)

但馬牛はどこで買える?

  • ふるさと納税兵庫県新温泉町・兵庫県香美町などが返礼品として出しています(寄付額や内容は各サイトで確認してください)。
  • 見分け方パックや店の表示にある10桁の個体識別番号で、品種や育った場所を家畜改良センターの牛の個体識別情報検索サービスで調べられます。

但馬牛のよくある質問

但馬牛と神戸ビーフの違いは?

神戸肉流通推進協議会の定義では、神戸ビーフは但馬牛(たじまぎゅう)の中から、未経産牛・去勢牛で、歩留A・B、肉質4等級以上、BMS No.6以上、枝肉重量499.9kg以下などの条件を満たしたものです。神戸ビーフはすべて但馬牛ですが、但馬牛がすべて神戸ビーフになるわけではありません。協議会の公表では、令和6年度の認定頭数は但馬牛7,330頭、そのうち神戸ビーフ6,820頭です。

「たじまうし」と「たじまぎゅう」は違うのですか?

協議会の定義と GI 明細書では、素牛(生きた牛)の但馬牛を「たじまうし」、その但馬牛を兵庫県内で肥育し、条件を満たした牛肉を「但馬牛(たじまぎゅう)」「但馬ビーフ」と呼び分けています。

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